秋を感じる季節になりました。家の中にも秋らしさを取り入れて、美しい秋の雰囲気を楽しんでみませんか?

今回は今の時期しか楽しめない秋のフラワーアレンジメントをご紹介します。


主役の秋の花を決める

色とりどりのダリアのアレンジメント

秋のアレンジメントには、まず主役の花を選びましょう。

肌寒くなると、お花屋さんに並ぶと秋らしいお花。

ぜひ、この時期にしか味わえない秋の花や、深い赤やオレンジ、朱色の秋色のお花を主役に選んで秋のアレンジメントを楽しんでみてください。

オススメは秋色のダリア

濃い赤や朱色などのダリアは一輪あるだけで、一気に秋の雰囲気に。

また最近では、様々な咲き方があり多彩なダリアが出回っています。

ゴージャスな雰囲気のデコラティブ咲きのものや、ボール状の形のもの、細長い花びらが無数に広がるカクタス咲きなど…。

どれも華やかで個性的な花ですので、イメージに合うダリアを選んでみてください。

また、秋色アジサイや菊、クレマチスなど主役級の花と一緒に組み合わせるのもオススメです。


グラデーションを意識

ワレモコウなどを使った秋のアレンジメント

主役の花が決まったら、そのほかの花やグリーンを組み合わせていきます。

秋のアレンジメントを作る上でのポイントは、色のグラデーションを意識すること

オレンジ系+深い赤+ダークブラウンなど秋色の同形色でまとめたり、グリーン系+白で組み合わせると、初心者でも比較的美しく仕上がります。


  

テーマに合わせた秋のアレンジ

パンプキンを添えた秋のアレンジメント

秋をテーマにして作るアレンジメントもオススメです。

例えば「お月見」がテーマのアレンジメントにすると、丸くて可愛らしい黄色や白のピンポンマムを主役に、ススキをイメージしたパンパスグラスを添えます。

またリンドウやワレモコウなどの秋の花を加えると一気に秋らしい雰囲気に。

ピンポンマムや菊は持ちのいいお花ですので、十五夜が終わっても長く楽しめます。

また「ハロウィン」をテーマにしたアレンジメントも、ぜひ楽しんでみてください。

ジニアやダリア、オレンジ色のケイトウやチョコレートコスモスなどの秋色の花材をチョイス。

ポイントでパンプキンや木の実のピッグ、ブラッグベリーなどの実ものを加えるとハロウィンのテーブルにもぴったりなアレンジメントになります。

「秋色のお花+実ものや枝物」の組み合わせは、上質な秋のアレンジメントに最適です。




秋の草原をイメージ

秋の花材を使ったブーケ

実りの秋をイメージしたアレンジも素敵ですが、秋の草原をイメージしたアレンジもオススメ。

秋の七草を用いれば、細かな野花が主役となった繊細なアレンジメントを楽しめます。

たとえば、秋のお花の代表であるコスモスを使ったブーケは、この時期にしか楽しめないアレンジです。

主役な花は低めに、コスモスは高さを出して様々な方向に束ねると◎。

コスモスが風に揺れ、まさに秋の草原のようです。

レースフラワーやフェザーグラスなど、軽やかな花とグリーンとの組み合わせるとより、繊細柔らかな秋の印象になりますよ。



秋のお花で、上質な家時間を…

秋のフラワーアレンジメントについてご紹介しました。

秋のお花は丈夫なものも多く、切り花でも比較的長く楽しめます。

今の時期しか楽しめないお花で、優雅な家時間を楽しんでみてください。

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