・ハーブとは何か。
ハーブと聞いて思い浮かぶのは「香りのある草」や「薬草」そんなイメージではないでしょうか。
ハーブは有効成分が伴い効果や風味や色等を生活に役立てることのできる植物のことをいいます。
それは料理だけではなく、生活全般に活用できる植物です。時には香りで、時には生活雑貨や掃除で。また美容にもハーブは使われています。
ハーブは薬ではないので体をすぐに改善することができませんが、少しずつ体の自己治癒力を高め強くすることができます。
疲れた時にご自身の弱りやすいところをよく観察して、効果のあるハーブを生活に取り入れることで心身ともに健康な体に導いてくれます。
・代表的なハーブと効能。
気持ちが落ち込みやすい方にはリラックス効果のあるハーブを。胃腸が弱い方には胃腸の働きをよくするハーブを。風邪をひきやすい方には、免疫を高めるハーブを。毎日飲む一杯の飲み物をハーブティーに変えることで健康的な心身に変えることができます。
では、代表的なハーブとは何なのか。
その国々によって代表的なハーブは異なりますが、日本だと [ミント] [バジル][ローズマリー]の3種類が料理にもよく使われていています。一度は聞いたことがあるハーブなのではないでしょうか。
特にミントはその爽やかな香りから清涼系タブレットやガムや歯磨き粉にも使われ生活に身近なハーブです。
ミントの作用は胃腸の働きをよくする消化機能促進や、神経を鎮め穏やかにする鎮静作用があることからリラックスする力を養います。
そしてバジルは強壮作用がある為、体の弱っているところを強くしてくれます。気持ちが落ち込んでいる時にも抗うつ作用で前向きな気持ちを高めて心を強く導いてくれます。
最後にローズマリーです。ローズマリーは肌を引き締める収れん作用があります。市販の洗顔薬や化粧水にもよく使われています。また、血行促進作用があるため筋肉痛を和らげますのでスポーツの後のハーバルバスが特におすすめです。
・インナービューティーとハーブの関係
内面の美しさは、体と心を整え内から綺麗になる事。内面の美しさが整うと、自然と容姿や振る舞いが変わります。
ハーブに備わる効果で自己治癒力を高め本来持つ力を引き出し、心身を強くする事からインナービューティーを目指す方にハーブは最適な植物だといえます。
即効性がないハーブだからこそ、日々の生活に取り入れ積み重ねる事で生活環境に変化が出ます。少しずつ、ゆっくりと穏やかな気持ちを取り戻すことができるでしょう。
時間に縛られやすい現代、ハーブの香りで優雅な空間を過ごし心身を整えることは生活に新しい価値を生み出します。
・ハーブを安全に使用するための注意点。
最初にも紹介しましたが、ハーブには有効成分があります。
薬との飲み合わせが悪いハーブもありますので、持病のある方や薬を定期的に服用されている方は必ず主治医に相談をしてからハーブをお楽しみください。
また、妊娠中授乳中の方にも子宮の収縮やホルモンのバランスに影響の出るハーブがあるので主治医への相談をお願いします。
小さなお子様がいるご家庭では、ハーブを誤飲してしまう恐れがありますので手の届かない場所に保管しましょう。
最後に、持病などがない方はお手軽なティーパックのハーブティーがおすすめです。
美味しいと感じたハーブティーが、今の貴方が必要としている成分を含んだハーブです。
2~3週間定期的にお飲みいただき、自己治癒力を高め豊かな生活をお過ごしいただけましたら幸いです。