間違ったクレンジング方法は肌トラブルのもと
メイクをした日には欠かせないクレンジング。「その日のメイクはその日のうちにオフ」と思い、ゴシゴシこすりながら念入りにクレンジングしている方、いらっしゃいませんか?
たしかにメイクが残ったまま寝てしまうと肌に負担を与えます。しかし、強い力でこすることも肌に刺激を与えてしまうため避けるべきなのです。
今回は30代で気をつけたいクレンジングの使い方を説明しますので、改めて今のやり方に問題がないのか確認しておきましょう。
間違ったクレンジングが招く肌トラブルとは
間違った方法でクレンジングを続けると、毎日必要以上の刺激を肌に与えることになります。その結果、肌の乾燥や乾燥小じわ、たるみなどの肌トラブルを起こしてしまうのです。
30代になると、加齢による肌トラブルも起こりやすくなります。そこでさらにクレンジングで刺激を与えてしまうと、肌悩みは悪化する一方となってしまうため注意が必要です。
30代で気をつけたいクレンジングの使い方
ではここから、30代は特に気をつけたいクレンジングの使い方を3つご紹介します。
ゴシゴシと強い力でこする
メイクや汚れを隅々まで落とそうと、ゴシゴシこすりながらクレンジングするのはNG。指の腹を使い、肌をやさしく撫でるように落としましょう。
オイルタイプのクレンジングなら、肌をなでることなくメイクオフできます。オイルを顔全体に広げたら、手のひらで軽く肌を押さえましょう。1分ほどでオイルとメイクがなじむので、あとはお湯を少しずつ顔にかけて乳化させ、いつもどおり洗い流せばメイクは落ちます。
アイメイクはある程度こすらないと落ちにくいため、ポイントメイク用クレンジングで落としたほうが良いです。コットンに専用クレンジングをたっぷりしみこませ、30秒ほど目元をおさえ、メイクとオイルをなじませたら、こすらず洗い流すだけでメイクオフできます。
また、クレンジングのついでにマッサージを行うのも控えるべきです。一般的なクレンジングはマッサージする目的で作られていません。マッサージするときの刺激が肌に負担となる可能性があるため、専用のクリームなどを使うようにしましょう。
長い時間かけてクレンジングする
メイクを一つ残さず落とそうと思い、長い時間かけてクレンジングを行う人もいるでしょう。たとえゴシゴシこすっていなくても、長い時間かけてクレンジングするのは肌によくありません。
近頃のクレンジングは肌への刺激を抑えてありますが、それでも肌への負担がゼロというわけではないのです。クレンジング量が肌についている間は刺激を与えているため、できるだけ短時間で終わらせましょう。
2分以内に終わらせるのが理想ですが、難しければ3分程度を目安にしてみてください。
【まとめ】
30代に入ると20代では感じなかったさまざまな肌の変化にとまどうこともあるでしょう。化粧水や乳液などを変えてみるのも一つの方法ですが、毎日のように行うクレンジングも、ぜひこれを機会に見直してみてはいかがでしょうか。