間違えるとダメージに!?知っておきたいヘアオイルの正しい使い方
パサつき、広がりを抑えて、髪にツヤを与えてくれるヘアオイル。でも、べたついたり、しっとり感が出ない、サラサラにならないなど「思うような効果が出ない」と感じている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ヘアオイルの正しい使い方を詳しく解説します。使用するときの注意点もお教えしますので、ヘアケアの参考にしてくださいね。
ヘアオイルの効果とは?
ヘアオイルとは、油分を主成分としたヘアケア剤です。配合成分によって髪を保湿したり、髪ダメージを補修したりとさまざまな効果が期待できます。まずは、ヘアオイルの主な効果について解説しましょう。
髪に潤いとツヤを与える
ヘアオイルは髪表面をコーティングすることで、髪内部に水分を閉じ込めるアイテムです。高い保湿効果があるので髪に潤いとツヤを与えるほか、くせ毛や広がりやすい髪もまとまりやすくなります。
髪のダメージを修復する
毛髪補修成分が含まれているヘアオイルなら、ダメージヘアの修復も可能です。さらに、ヘアオイルはドライヤーやヘアアイロンなどの熱や、ブラッシングによる摩擦や静電気、紫外線、乾燥など外的ダメージからも髪を守ります。
スタイリング効果
ヘアオイルはスタイリング剤としても使えるので、適度な束感やウェットな質感を表現したいときにもおすすめです。スタイリングにヘアオイルを使うと、ワックスやスプレーを使うよりも自然な仕上がりになります。
美しいツヤ髪を手に入れる!ヘアオイルの正しい使い方
さまざまな効果が得られるヘアオイルですが、使い方を間違うと髪を痛める原因になるため注意が必要です。そこで、正しいヘアオイルの使い方を解説します。
傷んだ髪をケアする方法
まずは、シャンプー後にタオルドライを行いしっかり水分を切っておきましょう。次にヘアオイルを適量とり、手のひらで伸ばします。
その後、髪の中間から毛先に向かって揉むようにヘアオイルをなじませてください。ヘアオイルが浸透したら、ドライヤーで髪を乾かします。
スタイリングにヘアオイルを使用する方法
ヘアオイルはスタイリング剤として、髪に抜け感を出したいときにも使えるアイテムです。ヘアセットを終えたら、適量のヘアオイルを手のひらで伸ばし、髪の中間から毛先に向かって手櫛で髪をとかすようになじませます。
襟足や髪の内側にも忘れずにヘアオイルをつけておきましょう。最後に、髪の表面を軽くなでるようにヘアオイルをつけるとツヤ感がアップします。
巻き髪の場合は、髪を手で握って揉むようにヘアオイルをなじませるのが最適です。下から上に持ち上げるようにつけると、巻いた部分が崩れず、きれいな髪型をキープできます。
ヘアオイルをつけた後は、少量の髪を指でつまんで束感を出すとこなれた雰囲気になるでしょう。
これだけはNG!ヘアオイルを使うときの注意点
ヘアオイルを使うときの注意点を以下にまとめてみました。
◆つけすぎない
ヘアオイルは、髪をコーティングすることで高い保湿効果が得られるアイテムです。ところがヘアオイルをつけすぎると、べたつきの原因になるだけでなく、水分や栄養を弾いて髪の乾燥を引き起こしパサパサした髪になります。
ヘアオイルをつけるときは必ず適量を守りましょう。適量の目安は、ショートからミディアムの場合1~2プッシュ程度、ロングの場合は2~3プッシュ程度です。
髪の毛量が多い方は、最初はヘアオイルを少なめに出して足していくようにすれば、失敗せずに上手くつけられるでしょう。
◆ヘアセットした後につける
ヘアオイルをつけた後にコテやヘアアイロンなどを使うと、ヘアオイルのコーティング効果によって髪内部まで熱が伝わらず思い通りにヘアセットできない場合があります。
さらに、コテやヘアアイロンなどの熱によって、ヘアオイルに含まれる油分が高熱になることも…。熱は髪に大きなダメージを与えるので、ヘアオイルは髪をセットした後につけるようにしてください。
ただし、ヘアオイルの種類によっては、熱によるダメージを抑えるタイプもあります。ヘアオイルを使うときは、製品の説明書きをよく見て用途に合ったものを選びましょう。
◆使用後はしっかりと洗い流す
スタイリング用のヘアオイルに含まれる油分は落ちにくいので要注意です。しっかりと落とさないと、油分が酸化してかゆみを引き起こすだけでなく、頭皮環境を悪化させる原因にもなります。
ヘアオイルでスタイリングした後は、必ずシャンプーを使って不要な油分を洗い流しましょう。
【まとめ】
髪に潤いとツヤを与えるヘアオイルは、ダメージケアにもスタイリングにも使える便利なアイテムです。上手く使えばパサつきやくせ毛などの髪悩みも解消できます。ツヤのある美髪を手に入れたいなら、本記事を参考にしてヘアオイルを使ってみましょう。