春の洋花を使って和風のテーブルフラワーを楽しみましょう!

春らしい季節になってきました。春になるとお花屋さんに並ぶのが、チューリップやラナンキュラス、ミモザなどの色とりどりの花々…。毎日の食卓も、春の花材をふんだんに使ってアレンジメントを楽しみたいものです。

そして春のお花は洋風のアレンジメントももちろん素敵ですが、和風のアレンジメントにもよく映えます。また、洋花を使った和風のアレンジメントができれば、テーブルコーディネートの幅が広がります。

そこで今回は和風のフラワーアレンジメントを作るポイントをご紹介します。

生け花の知識がなくても、少しのポイントさえ気を付ければ、和風フラワーアレンジメントに仕上がりますよ。


ポイント1 花入れはアンバランスさを意識して

洋風アレンジメントは、シンメトリーでキッチリと花をつめて形を作るのが基本ですが、いけばなはアシンメトリーが基本。つまり左右対称ではなく左右非対称に生けていくのが大切です。花の持っている生命力や躍動感などを引き出すためにあえてアンバランスに生けるということです。洋風の花材であっても、左右を少し崩す感覚で生けると全体的に和風な仕上がりなりますよ。

ポイント2 花の量、空間の引き算をする

洋風アレンジメントは花をふんだんに使って形を作っていくのが基本ですが、和は『引き算』するイメージが大切です。まず花の量も、少なくて大丈夫。メインの花3本、枝物2本、小花またはグリーンを少量加えるだけでも様になるのが和のアレンジメントの特徴です。

特に春のお花は、色合いが美しいので本数が少なくても十分美しく生けることが可能。

また、いけばなは『空間』を『美』とします。花器の真ん中に生けてもいいですが、花は一方に寄せ、反対側にグリーンを流すように挿すと空間の美しさを楽しむことができます。

ポイント3 一輪挿しの花は傾ける

たった一輪のお花も、和風の花器にバランスよく生ければ、上質な空間を作ることができます。ですが、ただ一本の花をまっすぐ入れただけでは野暮ったい印象に。

30度から50度ほどの傾斜で、趣が出ます。左右どちらでもいいですが、飾る場所によって、見えやすい方向(左右)に傾けるよう工夫してみてください。

ポイント4 花器は和素材のものを選ぶ

花材選びと同時に花器選びはとても重要です。和の雰囲気が感じられる素材の花器を用意しましょう。デコラティブなものよりシンプルで直線的な花器の方がおすすめです。

和素材の花器がない場合は、少し深さのある大きめの和の器でも代用可能。剣山などの花止めを使用して足元が見えないよう生けましょう。

また漆器や、ますを使ってもOK。和風な雰囲気を楽しめるはずです。

春のお花を使った和風のアレンジメントを楽しみましょう!

和風のフラワーアレンジメントを作る4つのポイントをご紹介しました。今回ご紹介したように、和風のアレンジメントは、生け花の知識がなくても、少しのポイントを押さえれば、簡単に楽しむことができます。特に洋風のアレンジメントのようにたくさんの花材を使う必要がないので、手軽にアレンジできる点でもおすすめです。

まずは、ご自身の好きなお花を選んで、一本から生けてみてください。普段のテーブルに彩を添えて、春の食卓を楽しみましょう。

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