リバースケアで今すぐ美髪を取り戻そう！正しい手順とその効果
「髪のパサつきを今すぐ何とかしたい」と思った経験ありませんか？そんなときに試してほしいのがリバースケアです。いつものアイテムの順番を変えるだけで簡単にでき、高いヘアケア効果が期待できます。
そこで今回は、リバースケアについて詳しく解説しましょう。正しい手順もお教えしますので、髪悩みのある方は参考にしてくださいね。
ホームケアでツヤ髪が叶うリバースケアとは？
リバースケアとは、トリートメントをしてからシャンプーをするといった、一般的なヘアケアの順番を逆にすることです。
通常シャンプーは髪を濡らしてから行いますが、濡れた状態の髪はダメージを受けやすく、シャンプーによって髪が痛む場合も少なくありません。
ところが、シャンプーの前に髪にトリートメントなどの油分を与えるリバースケアなら、シャンプー時の摩擦が軽減できるのです。
その他にも、最初に油分を塗布することによって、スタイリング剤などの髪汚れが落ちやすくなります。また、シャンプー前にトリートメントで髪をコーティングできるので、ヘアカラーの色落ちを防ぐ効果も期待できるのです。
さらに、リバースケアは傷んだ髪のケアにも効果が期待できます。乾いた髪にトリートメントを塗布することで、トリートメントの成分が髪内部まで浸透するため、髪のパサつきや切れ毛、広がりなども改善できるのです。
そのためリバースケアは、枝毛や切れ毛など傷んだ髪にお悩みの方や、髪がまとまりにくい方、絡まりやすい方、乾燥しやすい方に向いています。髪ダメージを受けやすいパーマやヘアカラーをしている方にもおすすめです。
今すぐ美髪になれる！リバースケアの正しい手順
簡単にできるリバースケアですが、間違った方法で行うと効果が出ません。そこで、リバースケアの正しい手順を解説します。
【1】 ブラッシング
リバースケアを行う前に髪をブラッシングしておきましょう。あらかじめ、髪の絡まりや付着した汚れを取り除くことでケアしやすくなります。
【2】ヘアオイルをつける
乾いた髪にヘアオイルを塗布してください。ヘアオイルはダメージが気になる髪の中間から毛先につけ、10～15分ほどそのまま放置します。
リバースケアで使うヘアオイルの種類は、椿オイルやホホバオイル、アルガンオイルなどの油脂系がおすすめです。パーマやヘアカラーをしている方は少し多めに、べたつきやすい方は少なめにヘアオイルの量を調節するとキレイに仕上がります。
【3】トリートメントをつける
続いて、ヘアオイルの上からトリートメントを塗布してください。トリートメントも髪の中間から毛先につけ、10～15分ほどそのまま放置します。
ヘアオイルのみだとシャンプー後も油分が髪に残りべたつきますが、トリートメントを重ねづけすると乳化して油分が落としやすくなるのです。さらに、トリートメントが髪をコーティングするのでリバースケアの効果も高まります。
【4】軽めに洗い流す
時間を置いたら、ぬるま湯で軽く洗い流しましょう。完全に洗い流してしまうと、シャンプー時の摩擦ダメージを受けやすくなり、リバースケアの効果がなくなるので少しヌメりが残る程度にとどめるのがポイントです。
【5】シャンプーで髪を洗う
トリートメントを流したらシャンプーで髪を洗います。シャンプーを良く泡立てて、刺激を与えないようにやさしく洗いましょう。その後は、ぬるま湯でヌルヌル感がなくなるまで入念に洗い流します。
髪がきしんだり、ダメージが気になる場合は、シャンプー後にもう一度トリートメントをつけてケアしてください。時間がないときやダメージが少ない場合は、シャンプーのみで終わってもOKです。
【6】洗い流さないトリートメントをつける
髪を洗い終えたら、タオルで水分を拭き取ります。タオルドライをしっかりした後に、洗い流さないタイプのトリートメントを髪の中間から毛先につけるとより効果的です。
その後は、ドライヤーでしっかりと髪を乾かしてください。髪の状態にもよりますが週に１～２回リバースケアをすれば、さらに美しくなめらかな髪が手に入るでしょう。
まとめ
いつもの順番を変えるだけで、高いヘアケア効果が期待できるのがリバースケアです。自宅で簡単にできるので、髪の状態が気になったときだけでなく、美容院に行く時間がないときもすぐにケアできます。髪のパサつきやダメージにお悩みの方は、今すぐリバースケアをしてみましょう。
