1.まずは肌の基本を知ろう

・肌の基本構造

肌は上から表皮・真皮・皮下組織で構成されています。
表皮は水分の保持やバリアとしての働きがあり、シミの原因であるメラニンを生み出すメラノサイトも表皮にあります。
真皮はコラーゲンが70%を占めており、肌のハリと弾力を作り出しています。
皮下組織は大部分が脂肪細胞で外部からの衝撃を和らげるクッションの役目があるほか、血管が通っていて肌に栄養を届けています。
これらのうち、肌のきめ細かさや色に影響を与えているのが表皮です。

・ターンオーバーとは

表皮の細胞の生まれ変わりがターンオーバーです。表皮の一番底で作られた細胞は上に向かって押しあげられていき、最終的にはアカとしてはがれ落ちます。
この期間は28日が理想的とされており、早すぎても遅すぎても肌悩みの原因になります。
年齢と共にターンオーバーは遅くなると言われています。

2.潤いケア

洗ってそのままでは肌の潤いは失われてしまうので、ケアが必要です。
ケアの種類についてご紹介します。

・化粧水

水に保湿成分を加えたもので、肌に水分を補給するのが主な目的です。

・美容液

お肌の悩みに合わせて選ぶスペシャルケアが美容液です。必ず使わないといけないものではありませんが、美白やハリなど気になることがある場合には取り入れてみましょう。

・乳液

水分だけでなく油分もバランス良く与えてくれるアイテムです。
若い頃はオイリーだった人でも、年齢と共に皮脂分泌は減っていきます。
油分は苦手だからと化粧水だけ、美容液までで終わらせず、肌の水分蒸発を防ぐために乳液かクリームも使うようにしましょう。

・スキンケアを使う順番

基本は化粧水・美容液・乳液の順に使います。油分の少ないものから多いものへと重ねていくイメージです。
ブランドによっては最初に使う導入美容液、乳液先行をおすすめしているところもあります。

3.落とすケア

・クレンジング

クレンジングはオイルやクリームからシートまで種類も洗浄力も様々です。
洗浄力が強すぎるものは楽にメイクを落とせる反面、肌の乾燥を招いてしまいます。一方、洗浄力が優しすぎるものだとなかなかメイクが落ちず、時間をかけて肌をこすりがちです。
クレンジングは自分のメイクの濃さに合わせて選ぶようにしましょう。
日によってメイクの濃さが違う場合は複数のクレンジングを用意して、使い分けるのもおすすめです。

・洗顔

摩擦が起きると肌にダメージを与えるので、こすらず優しく洗うのが基本です。
洗い方だけでなく、皮脂を奪いすぎてしまうほど熱いお湯ですすいでいないか、タオルでゴシゴシ拭いていないかもチェックしましょう。
洗顔不要のクレンジングを使っているなら、メイクを落とした後に洗顔するのは洗いすぎになってしまいます。パッケージの記載をチェックしてみましょう。

4.守るケア

・肌の老化は8割が紫外線

紫外線を浴びるとシミができるだけでなく、肌の老化も進んでしまいます。
エイジングが気になる年代なら、日焼け止めは365日欠かさず塗るのがおすすめです。

・家にいる日も紫外線に注意

UV-Aは窓ガラスを通り抜けてくるので、家の中でも油断はできません。
外出しない日も日焼け止めは必須です。

5.まとめ

今回はスキンケアの基本についてお伝えしました。
これからは更に掘り下げたスキンケアのコラムをお届けしていきますね。

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