パサついたり、白髪になったりと年齢とともに変化する髪に悩む人も多いのではないでしょうか?髪は体の中でも年齢がでやすいパーツです。そのため、見た目年齢にも大きな影響を与えます。

いつまでも美しい髪でいるためには、お肌と同じように髪にもエイジングケアが必要です。そこで今回は、エイジレスな髪をつくるヘアケアの方法を解説します。

なぜ年齢を重ねるほど髪悩みが増えるの?

年齢を重ねるごとに髪悩みも増えていきます。その理由は、年齢とともに髪も老化していくからです。個人差もありますが、一般的には30歳を境目に髪質が変化していきます。

ここで、年齢別にどのような髪悩みがあるのか見てみましょう。30代では、次第に髪がうねったり、パサついたりまとまりにくくなります。

その後は徐々に白髪が表れ、40代になると髪のツヤが薄れ、ハリやコシが失われるのです。それに加えて50代では髪の毛が細くなり、60歳になれば全体的にボリュームがなくなります。

このように髪の老化は進みますが、残念ながら止める方法はありません。しかも、カラーリングやパーマ、紫外線などの外的要因によっても髪の老化は加速するのです。

いつまでも美しい髪でいたいなら、髪にもエイジングケアを行う必要があります。ところが、スキンケアである程度の回復が見込めるお肌と違って、髪には自己修復する能力がありません。ダメージを受けてからケアしても、きれいな状態には戻らないのです。

そのため、これから生えてくる髪の土台となる「頭皮のケア」をすることがエイジングにつながります。さらに、今生えている髪もケアすればよりきれいな髪になるでしょう。

ホームケアが大切!いつまでも美しい髪を維持する方法

美しい髪を維持するためには、毎日のヘアケアが欠かせません。そこで、自宅でもできるヘアケアの方法を解説します。

シャンプーで地肌をケアする

頭皮を良い状態で維持するには、シャンプーで汚れを落とすことが大切です。ただし、シャンプーは髪質や髪悩みに合ったものを選びましょう。

例えば、髪のパサつきに悩んでいるなら潤いを保つ「アミノ酸」が配合されたシャンプーがおすすめです。ボリュームアップしたいなら、コンディショニング作用がある「ノンシリコン」のものが向いています。シャンプーは、成分と効果を確かめて選んでください。

さらに、シャンプーの効果を高めるためには洗髪の方法も重要です。ここで、正しいシャンプーの方法を確認しておきましょう。

まずは髪をブラッシングして表面についた汚れを落とします。次に、ぬるま湯で1~3分ほど予洗いしてください。

その後シャンプーを手に取り、よく泡立ててから髪になじませます。爪ではなく、指の腹で頭皮が動くように、マッサージしながら洗いましょう。

頭皮をしっかり洗えば、髪は泡を使って指を通すくらいでOKです。シャンプーを洗い流した後は、トリートメントやコンディショナーを使ってケアをしておきましょう。

髪に栄養を与える

髪に栄養を与えることで美しい髪が育ちます。髪悩みがあるなら、育毛剤や頭皮用美容液などを活用するのがおすすめです。頭皮の血流改善など、髪の育毛環境を整えるのに役立ちます。

傷んだ髪にはトリートメントを使ってみましょう。トリートメントとは、髪の内部に浸透してダメージを補修するアイテムです。

ホームケアで使えるトリートメントには、大きく分けて洗い流すタイプの「インバス・トリートメント」と乾いた髪につける「アウトバス・トリートメント」があります。

髪をしっとりさせたいなら、お風呂でも使えるインバス・トリートメントが最適です。アウトバス・トリートメントは、ツヤを出したり、手触りをよくしたいときに使えます。この2つは用途が異なりますので、髪の痛みが気になるときは併用して使うのがおすすめです。

生活習慣を見直す

エイジレスな髪になるためには、健康的な生活が欠かせません。加齢や遺伝のほかにも、栄養不足、睡眠不足、ストレス、血行不良などが髪の老化を進める原因になっています。

不規則な生活は髪だけでなく、体にもダメージを与えますので生活習慣には気をつけましょう。さらに食事から栄養を摂って、体の中からもケアできるのがベストです。

ちなみに美髪や育毛に効果的な栄養素は、髪の主成分となるタンパク質や健康的な髪をつくるビタミンA、ビタミンB6、ビタミンE、細胞を正常に機能させる亜鉛、鉄分、ヨードなどのミネラル類です。

アーモンドやクルミなどナッツ類には、上記の栄養素が多く含まれているので意識して摂りましょう。きれいな髪は、健康的な生活からつくられることを忘れないようにしてくださいね。

まとめ

年齢に負けない美しい髪になるには、適切なホームケアを行う必要があります。結果が出るまでには時間がかかりますが、諦めずにケアを続けることが大切です。好きな香りのシャンプーを使うなど、楽しくヘアケアできる工夫をしてみましょう。たまには、美容師などプロの手を借りてスペシャルなケアをするのもいいかも知れませんね。ホームケアを続けることで、エイジレスな髪に変化していくでしょう。

Previous post 放っておくと頭痛の原因に!?毎日の簡単なストレッチで肩こり解消!
Next post 目指すは“つるん”と毛穴レスな美肌。毛穴トラブルの撃退方法とは?
閉じる

メールマガジン登録

毎月新しいラグジュアリー情報を更新しているラグナでは、メールで最新情報をお届けしています。ご登録はこちらから。

skincare60
skincare60