誰になんと言われようと、“自分の好きな服を着る!”というのも、ファッションの楽しみ方のひとつです。
しかし、ファッションが与える印象はとても大きいので、様々なシーンで「どんな服が合うのかな?」「イメージしていた着こなしと違うな」と悩むこともありますよね。
“どんな服を着たらいいかわからない”という方は、まず「自分の体型を知る」ことから、服選びを始めることをおすすめします。
ちょっと意識するだけで、スタイルがよく見え、グッと垢抜けた印象になるので、きっと毎日のコーディネートもさらに楽しくなります!
今回は服選びのポイントとして、体型別のおすすめの着方やアイテムをご紹介します。
自分の骨格タイプを知ろう
大きく分けると3パターンの骨格タイプがあるので、まずは自分に当てはまる骨格タイプをチェックしてみましょう。
■ストレートタイプの特徴
上半身にボリュームがあり、部位の高さもあるのがストレートの特徴です。
【バストの位置】高い
【横から見た体の厚み】厚め
【ウエストの位置】高い
【ヒップトップの位置】丸みを帯びて高い
<ストレートタイプの方に似合うファッション>
上半身が厚めで、バストも大きく見えるグラマラスな体型のストレートの方は、首回りをスッキリさせることで、上手に全体のバランスが取れます。
ネックがつまったデザインよりも、首元がVラインになっているデザインが断然おすすめです。
また、全体的には縦のラインを意識するといいでしょう。
例えば、すっきりと首元が開いたトップスに、タイトスカートの組み合わせもエレガントに着こなせます。
■ウェーブタイプの特徴
上半身の厚みが薄く、部位の位置が低めなのが特徴です。
【バストの位置】低め
【横から見た体の厚み】薄い
【ウエストの位置】低め
【ヒップトップの位置】低め
<ウエーブタイプの方に似合うファッション>
胸板も薄く、華奢で女性らしく見える体型なので、
上半身はピタッと体のラインを拾うようなシルエットのアイテムも素敵に着こなせます。
たとえば、リブニット素材のトップスは、ウェーブ体型の方と相性が抜群です。
いっぽう、下半身はしっかりしているので、Aラインのスカートなど、体のラインが出にくいものと組み合わせると、よりスタイルがよく見えます。
■ナチュラルタイプの特徴
特に上半身の骨格がしっかりしていて、部位の位置が平均的な高さのがナチュラルの特徴です。
【バストの位置】普通
【横から見た体の厚み】普通
【ウエストの位置】高い
【ヒップトップの位置】平たく高め
<ナチュラルのタイプの方に似合うファッション>
ほかのタイプに比べて、骨格がしっかりしているナチュラルの方は、ビッグシルエットなどのゆったりしたアイテムがキマります。
ビッグシャツ、ロングのジレ、ワイドパンツのようなすべてワイドなアイテムの組み合わせでも、ナチュラルの方なら、ステキに着こなせるでしょう。
気になる特徴から解決!服の選び方
■背が低いのが気になる
コーディネートの重心が下がりすぎないようにするのを意識しましょう。
トップスはインしたりコンパクトにすることで、脚長効果を狙えます。
ロング丈を着るなら、足首を少し見せる丈感がバランスが取りやすいです。
■おなかぽっこりの時は?
おなかぽっこりが気になるときは、シルエットはもちろんですが、色のコントラストも重要です。
トップスとボトムスのコントラストをはっきりさせることで、おなか周りがすっきり見えます。
また、お腹周りが気になる方におすすめなのが、ロングシャツ&ベストのレイヤードスタイルです。
おなかぽっこりのときに、チュニック丈のものを一枚で着ると逆効果な印象になりかねません。
重ね着することで解消でき、トレンド感もプラスされるでしょう。
ボトムスは細身のものを選ぶと、さらに着やせ効果が期待できます。
■足が太いのが気になる
足の太さを目立たなくさせるには、トップスに視線がいくようにする手法があります。
トップスをビビッドなカラーにしたり、デザイン性があるものを選ぶことで、上半身に視線をもっていくことができます。
着やせアイテムとして、おすすめしたいのがストライプ柄のワイドパンツです。
縦のラインを強調させスレンダーに見えるのはもちろん、おしゃれでこなれた印象もあたえてくれます。
まとめ
自分に似合うファッションを知るには、まず自分の体型を理解することが大切です。
体型にあったコーディネートをするだけで、スタイルがよく見えたり、垢抜けて見えます。
自分に似合う服がどんどん分かっていくのはとても楽しいですよね。
難しいテクニックは必要ないので、服選びやコーディネートの際、ちょっとしたポイントをおさえて、ぜひ取り入れてみてくださいね。