質の良い睡眠のためには、布団や枕といった寝具も大切です。人間の背骨は立った状態だとS字カーブを描いています。眠る時もこのカーブを維持できるような寝具を使うと、体がリラックスした状態になり快眠に繋がります。
布団の選び方
マットレス・敷布団
朝起きた時に体が疲れていると感じたことはありませんか?それはマットレスや敷布団といった体の下に敷く寝具が合っていないのかもしれません。
柔らかすぎると、体が沈み込んで腰に負担がかかります。また、寝返りも打ちにくくなります。同じ姿勢でずっと寝ていると、特定の場所だけに負担がかかり続けてしまうことになり、血行が滞ってコリの原因に。寝返りを打つことで負担を分散させているので、スムーズに寝返りを打てるかどうかは眠りの質を大きく左右します。
一方、硬すぎても背骨のカーブが不自然にまっすぐになり、体に負担がかかってしまいます。圧迫感が強く、スムーズに寝つけない原因になります。
同じマットレスでも体重によって沈み込み方が変わってくるので、自分にとって硬すぎず柔らかすぎないものを選びましょう。
掛け布団
寝返りには掛け布団も影響してきます。重すぎると体が押さえつけられたような状態になってしまうので、軽いものの方が体の負担になりません。
寒かったり蒸れたりしてしまうと寝苦しくなるので、保温性や吸湿性が良いというポイントも外せない条件です。
秋〜春にかけては軽くて保温性も優れた羽毛布団、夏は汗をよく吸ってくれて気軽に洗濯できるタオルケットと季節に合わせて使い分けるのがおすすめです。
枕の選び方
高すぎる枕を使うと、首が前に傾き顎を引いたような態勢になってしまいます。その状態が続くと、首周りの筋肉に力が入ってしまい、首や肩のコリの原因に。
また、首にシワができる原因にもなります。首元の印象は見た目年齢に大きく影響するので、美容面でも避けたいところです。
逆に、枕が低すぎても首や肩が凝ってしまいます。頭部をうまく支えられずに首を痛めたり、血液がたまって顔がむくんだりすることも。
どんな高さの枕がちょうど良いかは一概には言えません。仰向けで寝ているか横向きで寝ているかによっても異なりますし、マットレスの硬さや体型によっても変わってきます。
実際に寝てみないと合っているか確認しづらいですが、店頭で試すのも難しいので、高さを調節できるタイプの枕を使うのも一つの手です。
快眠のためには寝具のケアも忘れずに
寝具は選び方だけでなく、ケアをしながら使うことも大切です。枕カバーやシーツは洗濯していても、枕やマットレス、布団自体のケアはおろそかになりがち。
ですが、寝ている間にはコップ1杯分の汗をかくと言われているので、湿気がこもりカビが生えてしまうこともあります。干して湿気を飛ばすようにしましょう。外に干すのが難しい場合は、布団乾燥機を利用すると手軽にふんわりさせられます。
枕や掛け布団は丸洗いできるタイプを選んで定期的に洗うという方法も。マットレスの場合は時々壁に立て掛けて、空気に触れさせれば湿気がこもりません。
まとめ
寝具には素材や高さ、サイズなど様々な種類があります。
より良い睡眠のために、自分の体をきちんと支えてくれて、なおかつ好みのものをぜひ探してみて下さいね。
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