あなたはリンスとコンディショナーの違いをご存じでしょうか?どちらもシャンプー後の髪に使用するアイテムですが、商品によって「リンス」と呼ばれたり、「コンディショナー」と呼ばれたりと名称が異なります。
そのため、どちらを選べばいいのか迷う人もいるはずです。そこで今回は、リンスとコンディショナーの違いを解説します。正しい使い方もお教えしますので参考にしてくださいね。
リンスとコンディショナーはどう違うの?
リンスとコンディショナーはどう違うのでしょうか。ここでは、リンスとコンディショナーの違いについて解説します。
リンスとコンディショナーの役割とは?
実は、リンスとコンディショナーに大きな違いはありません。簡単にまとめると以下のような違いがあります。
◆リンス…髪の表面をコーティングして髪を守る。
◆コンディショナー…髪の表面をコーティングして髪を守る。メーカーによっては、髪の内部に浸透して補修するトリートメント効果を合わせもつ製品もある。
このように、リンスとコンディショナーに明確な定義はなく、メーカーによって名称が異なります。リンスとコンディショナーの主な役割は、髪の表面をコーティングすることです。
髪をコーティングすることで、髪のきしみやパサつきを防ぎ、潤いとツヤを与えます。さらに髪のすべりが良くなり、摩擦によるダメージを軽減できるのです。リンスやコンディショナーを使えば、美しくスタイリングしやすい髪が叶います。
他にも、コンディショナーと混同されやすいアイテムとしてトリートメントがありますが、コンディショナーとトリートメントは働き方が異なるアイテムです。
髪の外側から働きかけるコンディショナーとは違い、トリートメントは髪の内部に浸透し傷んだ部分を修復します。そのため髪のダメージが気になるときは、コンディショナーよりも濃度が高いトリートメントを使う方が効果的です。
知っておきたい!リンスとコンディショナーの正しい使い方
キレイな髪を保つためには、日々のホームケアが大切になります。そこで、リンスとコンディショナーの正しい使い方を知っておきましょう。
使用する順番と適量を守る
髪を洗うときはシャンプー、トリートメント、最後にリンス、またはコンディショナーの順番で使います。ちなみに、リンスとコンディショナーの役割は同じなのでどちらかだけで十分です。
リンスやコンディショナーの効果を引き出すためには、適切な量を使うことも大切になります。リンスやコンディショナーの適量は、髪の長さを目安に考えましょう。
髪の長さがショートからミディアムなら1~2プッシュ、ミディアムからロングなら2~3プッシュが適量です。
髪の毛につける
シャンプーを洗い流したら、髪の毛をやさしく両手挟んで水分を軽く切ります。次に手に取ったリンス、またはコンディショナーを両手で伸ばし、髪の中間から毛先にムラなくつけてください。
髪が長い人は、2~3回に分けると馴染ませやすくなります。髪全体にリンス、またはコンディショナーをつけたら、手櫛でもう一度なじませておきましょう。
ただし、頭皮にリンスやコンディショナーをつけないように注意してください。頭皮にリンスやコンディショナーが付着すると、毛穴が詰まり、かゆみやべたつきなどトラブルの原因になります。
時間を置かずに洗い流す
リンスやコンディショナーの使用後は、時間を置かずに洗い流しましょう。髪内部に浸透するトリートメントは時間を置くと効果が高まりますが、髪の表面に働きかけるリンスやコンディショナーはすぐに洗い流しても効果は変わりません。
リンスやコンディショナーが残らないように、丁寧にすすいでください。とはいえ、熱いお湯ですすぐと髪に必要な保湿成分まで溶けてしまい、乾燥や頭皮のかゆみを引き起します。髪を洗うときは、少しぬるめの38度くらいのお湯を使いましょう。
まとめ
リンスとコンディショナーには明確な違いがなく、役割や成分もほぼ同じです。さまざまな種類があるので、自分の髪質にあったものを選びましょう。
すすぐときやスタイリングしたときに、髪になめらかさを感じる製品がベストです。 メーカーによって名称が異なるので、リンスやコンディショナーを選ぶときは製品の表示をよく確かめてくださいね。